月例教学研修会(4月)
4月14日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において月例教学研修会が行われました。今回は仏教概説の8回目「天親菩薩は何を教えたか」との講題で、本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお話しいただきました。天親菩薩の生涯、唯識と華厳について説明され、後半、浄土論についてのお話しをされて、親鸞聖人が浄土論を引用されている箇所を紹介されました。礼拝と還相廻向に注視して、私たちに出来ることは帰命と礼拝しかないことを明確にされたと説明されました。
4月14日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において月例教学研修会が行われました。今回は仏教概説の8回目「天親菩薩は何を教えたか」との講題で、本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお話しいただきました。天親菩薩の生涯、唯識と華厳について説明され、後半、浄土論についてのお話しをされて、親鸞聖人が浄土論を引用されている箇所を紹介されました。礼拝と還相廻向に注視して、私たちに出来ることは帰命と礼拝しかないことを明確にされたと説明されました。
3月10日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において月例教学研修会が行われました。今回は仏教概説の7回目「龍樹大士のなぞ」との講題で、本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお願いしました。龍樹は多くの書を残しているが、その著作は新説をを立てるというものではなく、釈尊の教えを明らかにしているものである。そして「中論」に書かれている帰敬偈(八不の偈)を説明しするなかで、「如来は空そのものである」と述べられました。
*難しい講義ですが、毎回、講義内容にそったレジュメを用意して頂いてます。バックナンバーもありますので必要な方、ご連絡下さい。次回は4月14日(火)です。皆様の参加をお待ちしています。
1月13日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において今年最初の月例研修会が行われました。今回は仏教概説の6回目「大乗仏教の生まれたわけ」との講題で、講師は引き続いて本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお願いしました。
大乗ということばが「大きい乗り物」というような解釈をしているが、もともとは「教理」と言うことを意味していたことや旧仏教を小乗と呼ぶこともなかったり、小乗を排他的にもしていなかったということを述べられました。また、大乗仏教が起こる背景に裕福な時代社会と戦争があったことについても説明されました。戦争によって沙門が集まり、その中から大乗の思想が生まれてきたというのは大変興味深く聞かせて頂きました。
なお、11月には「さとりとはなにか」、12月には「仏と独覚、阿羅漢と菩薩」についてご講義して頂きました。
*2月17日(火)に冬季教学研修会を行う予定です。講師は筑後誠隆先生にお願いしています。これまでの月例研修会で話されたことのまとめのような形でのお話しも頂けますので、法中、寺族の皆様、是非ご参加下さい。