月例教学研修会(1月)

1月13日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において今年最初の月例研修会が行われました。今回は仏教概説の6回目「大乗仏教の生まれたわけ」との講題で、講師は引き続いて本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお願いしました。
大乗ということばが「大きい乗り物」というような解釈をしているが、もともとは「教理」と言うことを意味していたことや旧仏教を小乗と呼ぶこともなかったり、小乗を排他的にもしていなかったということを述べられました。また、大乗仏教が起こる背景に裕福な時代社会と戦争があったことについても説明されました。戦争によって沙門が集まり、その中から大乗の思想が生まれてきたというのは大変興味深く聞かせて頂きました。
 なお、11月には「さとりとはなにか」、12月には「仏と独覚、阿羅漢と菩薩」についてご講義して頂きました。

*2月17日(火)に冬季教学研修会を行う予定です。講師は筑後誠隆先生にお願いしています。これまでの月例研修会で話されたことのまとめのような形でのお話しも頂けますので、法中、寺族の皆様、是非ご参加下さい。