月例教学研修会

雨模様となった10月26日(金)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において月例教学研修会が開かれました。20名の方が出席されました。今回は阿弥陀経の第2回ということで「極楽浄土と阿弥陀仏」という講題でお話しいただきました。極楽浄土の略讃と広讃の依報についてまで学びました。その中で阿弥陀経の浄土の荘厳については経典における象徴表現であり、「義によって語によらず」という捉え方が大事であると述べられました。


平成19年度月例教学研修会

9月14日(金)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において今年度第1回目となる月例教学研修会が開かれました。今年度は阿弥陀経について全8回の予定で研修する予定です。講師は前年度に引き続き、安本正史師に担当していただいています。今回は最初に阿弥陀経の経題、翻訳、設立等を述べられた後、序分に入り、阿弥陀経の特色である「無問自説の経」について詳しく講義されました。



講義される安本正史師

*24名の方が熱心に受講されました。次回は10月26日(金)の予定です。


夏季教学研修会

7月9日(月)午後1時半より夏季教学研修会が行われました。今回の御講師には大谷大学准教授一楽 真先生をお招きして「阿弥陀経のこころ」という講題でお話ししていただきました。阿弥陀経の教えを6つの項目に分けられてその特色を説明いただきました。「仏の説法によって救われていくだけでなく、往生してなお仏の説法に遇うことができる。救いとは仏の説法に遇えることである」と述べられたことが印象に残りました。


講義中の一楽 真先生



研修会の参加者

*当日は小雨の降るあいにくの天気でしたが、坊守さんも含む多くの方に聴講いただきました。


月例教学研修会(6月)

6月22日(金)午後7時半より高松別院庫裏2階に於いて月例教学研修会が行われました。今回が最終講義ということで歎異抄10章と残り18章までを簡単にまとめていただきました。「はからいのいましめ」という副題を頂いて「義」ということの意味と「義なきを義とす」ということについて時間をかけて説明を頂きました。

*今回を持って歎異抄の講義は終わります。安本正史先生には大変お世話になりました。次年度も月例研修会を予定しています。内容はまだ未定です。


月例教学研修会(5月)

5月25日(金)午後7時半より高松別院庫裏2階に於いて月例教学研修会が開かれました。今回は歎異抄第9章を学びました。唯円と親鸞聖人の対話から唯円の二つの問い「念仏申し候へども、踊躍歓喜のこころおろそかに候ふこと」「またいそぎ浄土へまいりたきこころの候はぬこと」を答える親鸞聖人の心を学びました。念仏の救いは喜べぬままの喜びであるといただきました。


講義の資料

次回は6月22日(金)です。最終講義になりますので是非参加下さい。