月例教学研修会(9月)

台風が近づいていた9月18日(木)午後7時半より高松別院庫裏2階において月例教学研修会が開かれました。今回は仏教概説の2講目「お釈迦さまの一生」というタイトルで本願寺派徳勝寺住職筑後誠隆先生にお話を頂きました。最初にお釈迦さまの伝記が記録された経典を説明され、誕生から幼少時代、出家、苦行、さとり、初転法輪について説明いただきました。その中でスジャータの布施や無我苦についての話等、興味深く聞かせていただきました。


    講義中の様子


*天候不順な中、16名の方が聴講されました。次回は10月14日(火)の予定です。


平成20年度月例教学研修会

8月21日(木)午後7時半より高松別院庫裏2階に於いて今年度第1回目の月例教学研修会が開かれました。今年度は御講師に本願寺派徳勝寺住職 筑後誠隆先生を迎えて「仏教概説」の講義を全10回行う予定です。今回の第1講目は「お釈迦さま以前のインド」と題してお話しを頂きました。インダス文明から話し始められ、アーリア人の侵攻、バラモン教について説明されました。そして輪廻思想が業論につながっていき、修行する者達が現れてきたという流れをお話し頂きました。


  講義中の筑後誠隆先生


*20名を超す方が参加されました。次回は9月18日(木)の予定です。


平成20年度夏季教学研修会

暑い日となった7月18日(金)午後1時半より平成20年度夏季教学研修会が高松興正寺別院庫裏2階に於いて開かれました。今回の御講師は愛知県一宮市在住の同朋大学教授 中村 薫先生をお迎えして「若き親鸞の悩み」という講題でお話を頂きました。親鸞聖人正明伝を参照しながら親鸞聖人の親や時代社会の問題について話されました。親鸞聖人得度の時の話の中で、「過去、未来は思いであって現在が身の事実である 今が大事である」「身の事実に樹つ」ということばが心に残りました。


    中村 薫先生



    参加者の方々


*坊守方も含め40名近い方々が熱心に聴講されました。


月例教学研修会(6月)

6月23日(月)午後7時半より高松興正寺別院において月例教学研修会が開かれました。「阿弥陀経」の8回目、最終講義となりました。流通分について説明された後、阿弥陀経のまとめとしてその概要と特色についてご講義いただきました。最後に質疑応答が行われました。安本先生には前年の「歎異抄」に続いて2年間、ご指導いただきました。ありがとうございました。


      講義の様子

*次年度研修会は8月より行う予定です。


月例教学研修会(5月)

5月20日(火)午後7時半より高松別院庫裏2階において月例教学研修会が開かれました。今回は阿弥陀経連続講義の7回目。「五濁のただ中で」というテーマで安本正史先生にお話しをいただきました。娑婆が堪忍の世界であることを妙好人である因幡の源左の話を織り交ぜながらお話しされました。また、五濁について正像末の思想を説明し、五つの濁りについて述べられました。


講義の様子


*次回が最終講義となります。まとめをしますので、法中の皆様の参加をお待ちしています