平成25年高松興正寺別院宗祖報恩講

高松興正寺別院報恩講のご案内

日時 平成25年1月24日(木) 25日(金)
    朝座 午前10時 昼座 午後1時


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 弘長2(西暦1262)年11月28日、親鸞聖人は90年の御生涯を閉じられました。報恩講はその親鸞聖人の御遺徳を偲びつつ、私たちが今お念仏に出遇い、生きる拠り所を教えていただいたご恩に感謝する法要です。
 さて、今年の高松興正寺別院報恩講のテーマは「気づき」。仏教は苦悩を縁として、真実に出遇う宗教といわれています。また親鸞聖人がお示し下さった道を味わいますと、ただただ煩悩にまみれた私にすぐれし願を建て、愚の自覚とそのまま受け止めて下さる阿弥陀さまのはたらきに「気づかされる道」でありました。
 今回の報恩講をご縁に、本当の自分の姿、そしてその私が救われていく教えに、気づき出遇わさせていただきましょう。(案内状より)

 


平成24年度第2回教区会

雷雨となった11月13日(火)午後3時より東讃教区平成24年度第2回教区会が開かれました。仏参、佐々木教務所長挨拶の後、松尾議員より10月23日~25日に開かれた定期宗会の報告がありました。興正派規則と宗規の一部改正、霊山別院の本廟化、興正会館の問題等について話されました。続いて佐々木教務所長より教推協活動の中間報告があり、「教区内で活動に対するムードを盛り上げていってもらいたい」とのことが述べられました。

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組長と教区員の方々


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教区会の様子


第3回総合月例研修会

秋風が冷たく感じられた11月6日(火)午後2時より高松興正寺別院本堂2階に於いて第3回総合月例研修会が開かれました。今回は新聞の切り抜きを資料として現代寺院が問われている問題ということをテーマに、座長は佐々木安徳教務所長が担当いたしました。特に朝日新聞に掲載されていた「お布施の定価表示」について話し合われ、僧侶の立場として「お布施は読経の対価ではない」ということを念頭に置いて、あえて肯定派、否定派の立場に分かれて考えてみました。いろいろな意見が出されましたが、お布施の意味をはっきりと伝えていくことや今後、不明瞭だといわれる寺院の会計等はオープンにしていかなければ若い世代の理解を得るのは難しい等の意見が出されました。

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朝日新聞の記事


第38回真宗教団連合香川県支部聞法大会

秋も深まってきた10月31日(水)午後1時より三木文化交流プラザ(木田郡三木町)において第38回真宗教団連合香川県支部聞法大会が開催されました。最初に真宗十派共通勤行の和訳正信偈をお勤めしました。続いて佐々木安徳香川県支部長が挨拶。今回のテーマである「苦を超える力 笑いと念仏」についてのお話をされました。今回の御講師は滋賀県在住の真宗仏光寺派正嚴寺住職 福嶋崇雄師。82歳とは思えない活気あふれる語り口で、讃岐の妙好人庄松さんについてエピソードを交えながらお話頂きました。10分間の休憩後、林家染二さんの落語。演目は「子はかすがい」でした。笑いの中にもしんみりとする人情話で参加者一同、十分に堪能しました。最後に誉田和人副支部長が御礼の挨拶をされ、参加者全員で恩徳讃を唱和して閉会となりました。


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38回目を迎えた聞法大会


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和訳正信偈をお勤めする式務衆


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庄松さんのお話をする福嶋崇雄先生


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三代目林家染二


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600名を超える参加者


皆様ご来場ありがとうございました。
スタッフの皆様お疲れ様でした。


平成24年度布教研修会

10月10日(水)午後1時より高松別院本堂2階において平成24年度布教研修会が開かれました。昨年度は大遠忌の関係等で行われず、ほぼ2年ぶりの研修会となりました。今回は第1組大信寺住職 川田信五先生にご指導頂きました。最初に以前、曹洞宗が行った寺院、僧侶に対する不平、不満等のアンケート結果を紹介し、続いて釈迦の初転法輪から始まっての布教の歴史について説明されました。あらためて布教することの大切さについてお話しいただきました。後半は法話の構成や内容等、所作についてもご指導を頂きました。真宗僧侶は「仏法を聞くよろこび、仏法を語るよろこび、衣を着ているよろこびを感じなければならない」と話されたことが印象に残りました。

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川田信五先生


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講義中の様子


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聴講する参加者