月例教学研修会(4月)

4月15日(火)月例教学研修会が高松別院庫裏2階で行われました。阿弥陀経連続講義の6回目「信をすすめる」というテーマで安本正史先生にお話しいただきました。この段が、経名を解釈して信をすすめる、発願の利益を説いて信をすすめる、諸仏と釈尊とがお互いをほめたたえあうことを説いて信をすすめる。として勧信していることをあげ、それぞれ説明を頂きました。その一つである発願の利益をしめす「已・今・当」の三願三生を説明する中で「弥陀の光明にあひて、はやく開く人もあり、遅く開く人もあり・・」という蓮如上人の言葉が心に残りました。


月例教学研修会(3月)

3月14日(金)月例教学研修会が高松別院庫裏2階で行われました。阿弥陀経連続講義の5回目「念仏のすくい(二)諸仏の証誠」ということで五組正信寺 安本正史先生にお話しいただきました。臨終来迎について宗祖が隠顕をもって見ていることを述べられ、宗祖の見解を説明されました。また、六方段についても説明頂き、証誠、護念する諸仏のはたらきについて話されました。講義の冒頭、先生の父親で先月、還浄された安本一正師のことについて語られ、最後のご法話の内容が阿弥陀経のお話しであったことを紹介されました。


講義中の様子


平成19年度冬季教学研修会

2月26日(火)午後1時半より冬季教学研修会が高松興正寺別院庫裏2階において行われました。今回は「親鸞聖人における宗教体験と表現」という講題で龍谷大学准教授杉岡孝紀先生にお話しいただきました。最初に教行信証を文類の形式で表されたことについて述べられ、聖人独自の引用方法など解釈の手法のことを説明されました。後半は三願転入をめぐる諸問題についてお話しされました。また、最近まで住んでおられたアメリカの真宗寺院事情についても紹介していただきました。


杉岡孝紀先生



講義中の様子


*あいにくの天気の中でしたが、30名を超える方々が出席されました。


月例教学研修会(1月)

1月18日(金)今年初めての月例教学研修会が高松別院庫裏2階で行われました。阿弥陀経連続講義の4回目「念仏のすくい(一)」ということでお話しいただきました。念仏往生を明かす一段の中の発願と正因について見ていき、「諸上善人 倶会一処」「少善根福徳」の語句について詳しく説明いただきました。また、宗祖独自の見方である顕説と隠彰の両義についてもお話しいただきました。

*全8回の予定です。皆様のご参加お待ちしています。


月例教学研修会(11月)

11月15日(木)午後7時半より高松別院庫裏2階において月例教学研修会が開かれました。今回は阿弥陀経の3回目で「阿弥陀仏と浄土の聖衆」と題して講義が行われました。極楽浄土の主である阿弥陀仏やそれに伴う菩薩などの聖衆たちについて讃嘆されているところを説明いただきました。


聴講する参加者

*12月はお休みです。次回は来年1月18日(金)の予定です。