月例教学研修会(11月)

11月16日(木)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において月例教学研修会が行われました。今回は歎異抄の第4章を学びました。安本正史先生に「末通りたる慈悲」という題でお話しいただきました。まず、4章から6章までは信仰と現実の問題が説かれいくと述べられ、聖道の慈悲と浄土の慈悲について説明を頂きました。


聴講する方々

急に寒くなってきた中にもかかわらず30名程の方が参加してくれました。次回は12月15日(金)を予定しています。


月例教学研修会

10月24日(火)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階に於いて月例教学研修会が行われました。今回は歎異抄第3章について「他力をたのむ」という題を掲げて学びました。真宗の教えの一番有名なところである悪人正機説を解説いただきました。第3章で示す善人とは自力作善の人であり、悪人は他力をたのみたてまつるひとということで押さえられました。普段教えを聞いているものでもなかなか整理がつかないところだけに参加者一同熱心に聴講していました。


講義をされる安本正史先生

来月は11月16日(木)を予定しています。ご参加お待ちしています。


月例教学研修会

高松別院で相続講が行われた9月28日(木)午後7時半より高松別院庫裏2階に於いて月例教学研修会が行われました。相続講から続けて参加された方もいて30名程が熱心に聴講されました。「歎異抄」の連続講義で第2回目となった今回は「ただ念仏して」と題して第2章のご講義を頂きました。第2章の末尾の言葉を説明する中で、「よきひとというのは答えを与えてくれる人ではなくて、問いを与えてくれる人である」との言葉を頂きました。次回は10月24日(火)を予定しています。皆様の参加をお待ちしております。


月例教学研修会

教区会の行われた8月25日(金)午後7時半より高松別院庫裏2階に於いて月例教学研修会が行われました。今年度から新たに始めることになった「歎異抄」の連続講義で御講師は安本正史先生にお願いしています。第1回目となった今回は「限りなき願い」と題して歎異抄の序章と第1章のご講義を頂きました。参加者は20名程でした。次回は9月28日(木)を予定しています。皆様の参加をお待ちしております。


夏季教学研修会

天候不順な日が続く7月25日(火)高松興正寺別院に於いて平成18年度夏季教学研修会が開かれました。40名程が参加されました。今回は大谷大学教授の中川皓三郎先生に「浄土真宗」という講題でお話を頂きました。「人間の生涯は成仏道としてある。これが仏教である」という言葉を最初に掲げ、経文や先師の方々の言葉を引用しながら説明いただきました。


講義の様子



中川皓三郎先生


聴講する参加者

講義中に話された宮沢賢治の「世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という言葉が印象に残りました。