第5回総合月例研修会

4月17日(水)午後2時より第5回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「讃岐の二十四輩について」という講題で第1組勝覚寺衆徒 木村暁光先生にお話を頂きました。まず、関東の二十四輩巡拝の成立について説明され、二十四輩巡拝が他宗派で行われる巡礼の旅とは違い、修行としてではなく、親鸞聖人を慕い、その御旧跡を楽しみながら巡る旅であったこと。しかし長期旅行であったことに加え、費用のこともあり万人が果たせるものではなかったと話されました。そのような理由から地方において二十四輩が設けられたとのことです。続いて香川県に残っている二十四輩遺跡について、訪ね歩いた苦労話を交えながら説明いただきました。県内44カ所ある遺跡の場所や形状についての一覧表を資料としていただきました。

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木村暁光先生


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講義中の様子


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プロジェクターを使ってお話しされました。


*パソコン通信時代から仏教フォーラムを主催していた木村暁光先生。PCにも詳しく、そのほか色々と研究されています。詳しくは下記ホームページをご覧ください。

まほろば自然博物館