平成20年度夏季勤式声明研修会

朝から雨模様となった8月28日(木)午後1時半より夏季勤式声明研修会が高松別院庫裏2階に於いて開催されました。今回は本山勤式研究会研究員 佐藤弘文師(鹿児島教区)をお招きして「京都真宗本山、御伝記の相違点及び興正派の拝読法と作法」という講題でお話を頂きました。最初に御伝繪、御伝記の成り立ちや各派の呼び名の違い、また構成についての相違点を述べられました。続いて作法について各派の違いと我が派の作法を配布された資料を使って説明を頂きました。また、各派の拝読法の仕方をCDを聞き比べてお話しされました。最後に上巻の第一段と下巻の第八段を参加者全員で拝読しました。


    佐藤弘文先生



  御伝記を拝読する参加者


*教区での御伝記拝読の研修会はほとんど初めてかと思います。大変貴重な研修会となりました。


月例勤式声明研修会(7月)

連日、暑い日が続いている7月22日(火)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階に於いて月例勤式声明研修会が開かれました。今回は前回できなかった音木を中心に研修しました。阿弥陀経に合わせて参加者全員で音の大きさ等に注意しながら音木を打ちました。指導した坂本剛正師は「今日、学んだことで終わりということでなくて、普段から緊張感をもって取り組むことが必要である」と最後に述べられました。今後とも教区での研修会は基本的なことを中心に学んで行ければと思っています。


月例勤式声明研修会(6月)

6月19日(木)昼間の布教研修会に引き続いて、午後7時半より月例勤式声明研修会が行われました。今回は、キン、ハチの使用法について学びました。指導は前回に引き続き5組 坂本剛正師にお願いしました。キンの叩き方の種類の説明を聞いた後、参加者が持参してきたキンを一人ずつ順番に叩きました。続けてハチの使用法も学びました。普段の法要時、よく使用する法具だけに正しい知識を学ぼうと参加者は真剣に取り組んでいました。



ハチの説明をする坂本剛正師

*今回予定していて出来なかった音木の研修会は来月行います。


月例勤式声明研修会(5月)

5月19日(月)午後7時半より高松別院庫裏2階において月例勤式声明研修会が行われました。今回は5組常照寺 坂本剛正先生に「法事の作法」についてご指導いただきました。最初に年忌法要の意義について述べられ、続いてお勤めに関する注意点をレジュメにそって説明いただきました。後半は参加者全員で拍子や音の高さを意識しながら阿弥陀経をお勤めしました。


指導する坂本剛正先生

*次回は6月19日に行います。キン ハチ 音木の研修予定です。


月例勤式声明研修会(4月)

4月17日(木)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において月例勤式声明研修会が開かれました。荘厳作法集の連続講義の最終回となる今回は第八章の衣体ついて学びました。綾南組 土肥健司氏にご指導いただきました。最初に袈裟、衣、袴などについて説明をいただき、後半は五条袈裟や色衣、袴のたたみ方を参加者と共に実践しました。袴のひだをきちんと揃える方法や色衣の正しいたたみ方など教えて頂きました。



袴のたたみ方を学ぶ参加者