第5回総合月例研修会

4月17日(水)午後2時より第5回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「讃岐の二十四輩について」という講題で第1組勝覚寺衆徒 木村暁光先生にお話を頂きました。まず、関東の二十四輩巡拝の成立について説明され、二十四輩巡拝が他宗派で行われる巡礼の旅とは違い、修行としてではなく、親鸞聖人を慕い、その御旧跡を楽しみながら巡る旅であったこと。しかし長期旅行であったことに加え、費用のこともあり万人が果たせるものではなかったと話されました。そのような理由から地方において二十四輩が設けられたとのことです。続いて香川県に残っている二十四輩遺跡について、訪ね歩いた苦労話を交えながら説明いただきました。県内44カ所ある遺跡の場所や形状についての一覧表を資料としていただきました。

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木村暁光先生


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講義中の様子


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プロジェクターを使ってお話しされました。


*パソコン通信時代から仏教フォーラムを主催していた木村暁光先生。PCにも詳しく、そのほか色々と研究されています。詳しくは下記ホームページをご覧ください。

まほろば自然博物館


平成24年度冬季教学研修会

桜の花も五分咲きほどになった3月28日(木)午後1時より高松別院本堂2階において冬季教学研修会が開催されました。今回の御講師は元龍谷大学教授で本願寺派勧学であられる山田行雄先生に「親鸞聖人の本願観」の講題でお話を頂きました。最初に善導・法然の本願観について述べられ、それら諸師の考えを受け継いできた宗祖の本願観について語られました。その中で教行信証は「ただ単に御自釈だけを読むのではなくて、引用した文をきちんと読むことが大事である」と言われたことが印象に残りました。

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山田行雄先生

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講義の様子

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熱心に聴講する参加者


平成24年度第3回組長会

日中暖かくなった2月27日(水)午後2時より平成24年度第3回組長会が開かれました。寺院賦課金集金後、本堂2階において各組の組長10名が集合しました。仏参の後、佐々木教務所長が挨拶。岡教学賛事より3月に開かれる冬季教学研修会の説明と組長、教区員への参加要請。帰去来記念冊子等の配布等について話されました。その後、各組からの意見や今年改選の宗会議員についても話題になりました。

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組長会の様子


第4回総合月例研修会

2月22日(金)午後2時より第4回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「歎異抄ってどんな本」という講題で本山輔教 田中光海先生にお話を頂きました。まず、歎異抄が親鸞聖人が著述したものとは違って聖人の生の声、語った言葉が書き表されていることがありがたいということ。そして歎異抄を理解するには唯円がどんな質問をしているかを考えて読むとよく分かると言うことを話されました。講義の大半が念仏のお話に終始され、信心正因・称名報恩ということを妙好人の言葉などを紹介されながら説明いただきました。その中で「阿修羅の琴」の話が心に残りました。

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田中光海先生


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講義中の様子


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講義を聴く参加者の方々


2013高松興正寺別院宗祖報恩講

1月24日(木)、25日(金)に平成25年高松別院報恩講が勤まりました。両日朝10時、昼1時から御門主様御親修のもと、各組の代表出勤や知堂衆等、毎座30名を超える法中によって勤められました。法話は第1組大信寺 川田信五住職。今回の法要テーマ「気づき」に沿ったお話を頂きました。両日ともお天気に恵まれ、多くの方に御参詣いただきました。

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高松興正寺別院の本堂正面

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法話中の様子

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参詣者の方々

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控え室での出勤法中

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おつとめの様子

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御門主猊下のお見送り


*各仏教婦人会、坊守会をはじめ、関係者の方々お疲れ様でした。