平成24年度冬季教学研修会

桜の花も五分咲きほどになった3月28日(木)午後1時より高松別院本堂2階において冬季教学研修会が開催されました。今回の御講師は元龍谷大学教授で本願寺派勧学であられる山田行雄先生に「親鸞聖人の本願観」の講題でお話を頂きました。最初に善導・法然の本願観について述べられ、それら諸師の考えを受け継いできた宗祖の本願観について語られました。その中で教行信証は「ただ単に御自釈だけを読むのではなくて、引用した文をきちんと読むことが大事である」と言われたことが印象に残りました。

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山田行雄先生

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講義の様子

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熱心に聴講する参加者


平成24年度夏季教学研修会

梅雨明け後、連日の暑さが続く7月19日(木)午後1時より平成24年度夏季教学研修会が高松興正寺別院本堂2階広間に於いて開かれました。今回の御講師は大阪府貝塚市在住の浄土真宗本願寺派輔教 安方哲爾先生をお迎えして「法蔵菩薩の発願修行」という講題でお話を頂きました。布教使でもある安方先生は講義の最初に「脳の中の新しいしわ」ということで、布教をするということは門信徒の方々に「脳の中に新しいしわ・考える回路」持ってもらうことが必要であると話されました。また、法蔵菩薩が願いを発せられたのは衆生ではなくて、世自在王仏である。法蔵菩薩と師仏である世自在王仏の関係について再認識させて頂きました。

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安方哲爾先生

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講義中の様子

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受講する参加者1

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受講する参加者2


*西讃教区の法中方も何名か参加頂きました。遠路ありがとうございました。


平成23年度冬季教学研修会

3月8日(木)午後1時より高松別院本堂2階において冬季教学研修会が開催されました。今回の御講師は龍谷大学教授鍋島直樹先生に「東日本大震災の東北を訪ねて悲しみに寄り添う」の講題でお話を頂きました。昨年3月11日に発生した東日本大震災の後、9回にわたって現地でボランティア活動をされています。先生の経験や仏教者としての取り組みについてテレビ取材を受けたビデオや画像なども資料として紹介しながらお話頂きました。

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鍋島直樹先生


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テレビ取材を受けたビデオを紹介


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熱心に聴講される参加者


平成23年度夏季教学研修会

7月4日(月)午後1時より高松別院本堂2階において夏季教学研修会が開催されました。今回の講師は大阪大学名誉教授大峯 顯先生に「宗教の本質~宗教は何をあつかうべきか」の講題でお話を頂きました。先生のこれまでの経験や信心、念仏のお話をざっくばらんにお話しいただき、講義の中盤からは参加者からいろいろな質問を受けるような形で進められ、あっという間の3時間でした。

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講義中の大峯 顯先生


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参加者の方々


月例教学研修会(2月)

2月17日(木)午後7時より9時まで月例教学研修会が行われました。前回の講題「信のはたらき・二種深信 悪人正機」の続きで今回は悪人正機についての講義いただきました。歎異抄の第三章の文章表現について解説され、また悪人正機という言葉が使われたのは江戸時代の大谷派の学者である等の話を興味深く聞かせていただきました。

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矢田了章先生

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受講する方々