教推協運営委員会
5月24日(金)午後2時より高松別院庫裏1階にて教化推進協議会運営委員会が開かれました。来月予定されている教推協全体会の準備として今年度の反省、次年度に向けての取り組みについて話し合われました。研修会に関しては教区内だけにとどまらず、外部で行われている研修会に教化員を積極的に参加していくことや新しい教化員の登用について等、それぞれの意見を出し合いました。
話し合う運営委員
5月24日(金)午後2時より高松別院庫裏1階にて教化推進協議会運営委員会が開かれました。来月予定されている教推協全体会の準備として今年度の反省、次年度に向けての取り組みについて話し合われました。研修会に関しては教区内だけにとどまらず、外部で行われている研修会に教化員を積極的に参加していくことや新しい教化員の登用について等、それぞれの意見を出し合いました。
話し合う運営委員
晴天となった5月22日(水)午後2時より第6回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「玉日姫と親鸞聖人」という講題で西讃教区常福寺住職 大塚芳明氏にお話を頂きました。昨年6月に玉日姫とされる墓から人骨が発見されて以来、親鸞聖人の妻について研究が進められていますが、氏は覚如作の「親鸞伝絵」や「恵信尼消息」の本願寺中心史観だけではなく、偽作とされる「親鸞聖人正明伝」や「親鸞聖人御因縁」等の中にも史実があると話されました。現時点での結論として、九条兼実の息女・玉日姫が実在したという史料はないが、いなかったとも断定できない。善鸞の実母が存在したことは疑いないとして親鸞聖人には少なくとも二人の妻はいる、と述べられました。大塚先生のライフワークのようなテーマであり、中外日報の紙面にも度々掲載されています。講義中にも色々と質問が飛びだし、学び深い講義となりました。
講義の様子
大塚芳明先生
聴講する参加者
4月17日(水)午後2時より第5回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「讃岐の二十四輩について」という講題で第1組勝覚寺衆徒 木村暁光先生にお話を頂きました。まず、関東の二十四輩巡拝の成立について説明され、二十四輩巡拝が他宗派で行われる巡礼の旅とは違い、修行としてではなく、親鸞聖人を慕い、その御旧跡を楽しみながら巡る旅であったこと。しかし長期旅行であったことに加え、費用のこともあり万人が果たせるものではなかったと話されました。そのような理由から地方において二十四輩が設けられたとのことです。続いて香川県に残っている二十四輩遺跡について、訪ね歩いた苦労話を交えながら説明いただきました。県内44カ所ある遺跡の場所や形状についての一覧表を資料としていただきました。
木村暁光先生
講義中の様子
プロジェクターを使ってお話しされました。
*パソコン通信時代から仏教フォーラムを主催していた木村暁光先生。PCにも詳しく、そのほか色々と研究されています。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
まほろば自然博物館
桜の花も五分咲きほどになった3月28日(木)午後1時より高松別院本堂2階において冬季教学研修会が開催されました。今回の御講師は元龍谷大学教授で本願寺派勧学であられる山田行雄先生に「親鸞聖人の本願観」の講題でお話を頂きました。最初に善導・法然の本願観について述べられ、それら諸師の考えを受け継いできた宗祖の本願観について語られました。その中で教行信証は「ただ単に御自釈だけを読むのではなくて、引用した文をきちんと読むことが大事である」と言われたことが印象に残りました。
山田行雄先生
講義の様子
熱心に聴講する参加者
日中暖かくなった2月27日(水)午後2時より平成24年度第3回組長会が開かれました。寺院賦課金集金後、本堂2階において各組の組長10名が集合しました。仏参の後、佐々木教務所長が挨拶。岡教学賛事より3月に開かれる冬季教学研修会の説明と組長、教区員への参加要請。帰去来記念冊子等の配布等について話されました。その後、各組からの意見や今年改選の宗会議員についても話題になりました。
組長会の様子