平成20年度第3回教区会
1月16日(金)午後1時半より高松別院庫裏2階において平成20年度第3回教区会が開かれました。組長、教区員出席者全員により仏参を行い、その後、葛西教務所長より新年の挨拶がありました。議題に移る前に綾輪番より別院輪番辞任の挨拶があり、2年8ヶ月の在任期間の御礼が述べられました。続けて、新しく輪番になられた橘隆海師より挨拶があり、今後の別院に対するお願いが述べられました。
その後、議事に移り、寺院賦課金、別院修繕基金等の集金の説明、教団連合主催の前進座公演「法然と親鸞」についての概要、また春の御巡化の確認等が行われました。
教区会終了後、引き続iいて別院の評議会(組長兼任)が行われました。
教区会の様子
月例教学研修会(1月)
1月13日(火)午後7時半から9時まで高松別院庫裏2階において今年最初の月例研修会が行われました。今回は仏教概説の6回目「大乗仏教の生まれたわけ」との講題で、講師は引き続いて本願寺派輔教 筑後誠隆先生にお願いしました。
大乗ということばが「大きい乗り物」というような解釈をしているが、もともとは「教理」と言うことを意味していたことや旧仏教を小乗と呼ぶこともなかったり、小乗を排他的にもしていなかったということを述べられました。また、大乗仏教が起こる背景に裕福な時代社会と戦争があったことについても説明されました。戦争によって沙門が集まり、その中から大乗の思想が生まれてきたというのは大変興味深く聞かせて頂きました。
なお、11月には「さとりとはなにか」、12月には「仏と独覚、阿羅漢と菩薩」についてご講義して頂きました。
*2月17日(火)に冬季教学研修会を行う予定です。講師は筑後誠隆先生にお願いしています。これまでの月例研修会で話されたことのまとめのような形でのお話しも頂けますので、法中、寺族の皆様、是非ご参加下さい。
連合仏教婦人会一日研修旅行
年明け早々1月6日~9日の4日間、毎年恒例の東讃教区連合仏教婦人会一日研修旅行が行われました。今回は倉敷の清楽寺参拝と倉敷アイビースクエア、美観地区を訪ねました。
各地から集まった参加者が府中湖のサービスエリアで合流、瀬戸大橋を渡って最初の目的地、清楽寺へ参拝しました。本堂にて最初に重誓偈をお勤めし、教務所長挨拶の後、清楽寺住職 三木秀海師にお寺の紹介と御法話を頂きました。清楽寺が元真言宗のお寺であったことから今でもお大師様を祀っていることや正月らしく門松のいわれについて等、お話しいただきました。その後、本堂の中を見学し、内陣、外陣の天井等に描かれたたくさんの仏画を見せて頂きました。
お話しされる三木秀海師
清楽寺本堂
その後、昼食、買い物をした後、倉敷美観地区にある倉敷アイビースクエアを訪問しました。紡績会社のクラボウの記念館や児島虎次郎記念館などを見学した後、美観地区をそれぞれ自由に散策しました。同行した9日は天気にも恵まれ、小春日和の中、楽しい一時をすごすことが出来ました。
倉敷美観地区
*婦人会の皆様、お疲れ様でした。来年もまた参加して下さい。