平成19年度冬季教学研修会

2月26日(火)午後1時半より冬季教学研修会が高松興正寺別院庫裏2階において行われました。今回は「親鸞聖人における宗教体験と表現」という講題で龍谷大学准教授杉岡孝紀先生にお話しいただきました。最初に教行信証を文類の形式で表されたことについて述べられ、聖人独自の引用方法など解釈の手法のことを説明されました。後半は三願転入をめぐる諸問題についてお話しされました。また、最近まで住んでおられたアメリカの真宗寺院事情についても紹介していただきました。


杉岡孝紀先生



講義中の様子


*あいにくの天気の中でしたが、30名を超える方々が出席されました。


第4回教区会

2月20日(水)午後2時より高松興正寺別院庫裏2階において第4回教区会が開かれました。
最初に宗会議員により僧侶賦課金の点数の見直しについて前回の報告より上回ることが予想されるとの報告がありました。続いて別院問題が話し合われました。綾輪番よりこれまでの経過と思いが述べられた後、各組から協議されたことが発表されました。長時間に及ぶ話し合いの結果、積立目標額の増額修正が議決され、その集金方法は、次回の臨時教区会にて討議されることとなりました。


月例勤式声明研修会(1月)

1月21日(月)午後7時半より高松別院本堂に於いて月例勤式声明研修会が開かれました。
今回は23日より勤修される高松別院報恩講の模擬法要という形で研修しました。最初、基本的な動作として歩行、平座、一揖、合掌、礼拝を習礼しました。その後、25日朝座の式次第にそって模擬法要を行いました。会行事、維那、侍僧等の役職も参加し、知堂も楽を入れての本番さながらの研修となりました。参加者は足の運びや細かい動き等、確認しながら取り組んでいました。


模擬法要の様子



行道の習礼


*当日、堂内大変冷え込む中、20名を超える方々が参加しました。


月例教学研修会(1月)

1月18日(金)今年初めての月例教学研修会が高松別院庫裏2階で行われました。阿弥陀経連続講義の4回目「念仏のすくい(一)」ということでお話しいただきました。念仏往生を明かす一段の中の発願と正因について見ていき、「諸上善人 倶会一処」「少善根福徳」の語句について詳しく説明いただきました。また、宗祖独自の見方である顕説と隠彰の両義についてもお話しいただきました。

*全8回の予定です。皆様のご参加お待ちしています。


第3回教区会

1月16日(水)午後2時より高松興正寺別院庫裏2階において第3回教区会が開かれました。
仏参、教務所長挨拶の後、宗会報告が行われ、松尾議員により資料を配付され、宗派予算の現状、僧侶賦課金の点数の見直し等が報告されました。その後、教務所長より寺院賦課金の口数についての見直しについても説明がありました。小休憩の後、別院問題が話し合われました。積立目標額の修正など、次回教区会へ先送りとなりました。


教区会の様子