月例勤式声明研修会(3月)

3月21日(金)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において月例勤式声明研修会が開かれました。荘厳作法集の連続講義の4回目となる今回は第五章の読経・拝読と第六章の勤式作法・声明用法について学びました。経本や声明本の作法について実践しながら指導いただき、御勧章の扱いについても説明されました。また、法要式次第の編成についての本山法要次第を参照しながら留意点等ご教示して頂きました。




荘厳作法集


月例教学研修会(3月)

3月14日(金)月例教学研修会が高松別院庫裏2階で行われました。阿弥陀経連続講義の5回目「念仏のすくい(二)諸仏の証誠」ということで五組正信寺 安本正史先生にお話しいただきました。臨終来迎について宗祖が隠顕をもって見ていることを述べられ、宗祖の見解を説明されました。また、六方段についても説明頂き、証誠、護念する諸仏のはたらきについて話されました。講義の冒頭、先生の父親で先月、還浄された安本一正師のことについて語られ、最後のご法話の内容が阿弥陀経のお話しであったことを紹介されました。


講義中の様子


臨時教区会

3月7日(金)午後2時より高松興正寺別院庫裏2階において臨時教区会が開かれました。当日は建設準備委員会の委員も数人傍聴されました。教務所長、輪番の挨拶の後、宗会議員により臨時宗会において僧侶賦課金改正案の可決・承認の報告がありました。続いて別院問題が話し合われ、長時間に及ぶ話し合いの末、教区、別院の代表者によって後発の2案に関して再度、設計をお願いすることとなりました。また、今後は建設委員会を発足させて、協議検討する方向で進められることが確認されました。


臨時教区会の様子


月例勤式声明研修会(2月)

2月28日(木)午後7時半より高松興正寺別院庫裏2階において月例勤式声明研修会が開かれました。新しくなった荘厳作法集の連続講義の3回目ということで3北組 堀川啓史 師に指導して頂きました。今回は第三章の保持法と第四章の法具使用法について説明されました。普段の法要で必ず使用する念珠や中啓についての理解など再認識させていただきました。また、磬(けい)や鏧(きん)の関係の中での打ち方や打つ数について例を挙げながら説明されました。

*次回は3月21日(金)です。教区内法中の参加をお待ちしています。


平成19年度冬季教学研修会

2月26日(火)午後1時半より冬季教学研修会が高松興正寺別院庫裏2階において行われました。今回は「親鸞聖人における宗教体験と表現」という講題で龍谷大学准教授杉岡孝紀先生にお話しいただきました。最初に教行信証を文類の形式で表されたことについて述べられ、聖人独自の引用方法など解釈の手法のことを説明されました。後半は三願転入をめぐる諸問題についてお話しされました。また、最近まで住んでおられたアメリカの真宗寺院事情についても紹介していただきました。


杉岡孝紀先生



講義中の様子


*あいにくの天気の中でしたが、30名を超える方々が出席されました。