平成24年度総代・世話人研修会

6月9日(日)午後4時より平成24年度東讃教区総代・世話人研修会が開催されました。今回は日曜日開催ということで 普段仕事されている方でも参加できるようにと日時を調整しました。「総代・世話人の役割とは?」という講題で講師に大和教区徳善寺住職 吉阪好史師をお迎えしました。自坊の寺院活動、運営方法についてお話を頂きました。寺院の第一義は伝道、教化活動にあるとして、総代世話人の方々には門信徒のリーダーとして率先して聞法し、寺院活動に積極的に関わっていただきたいと話されました。教区内の寺院から54名の総代世話人の方々が参加し、熱心に聴講していただきました。講演後、場所を移動して懇親会を催し、他寺院の総代方とお酒を酌み交わしながら、お互いの寺院について話されていました。


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会場となった高松別院


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自坊の活動について語る吉阪好史先生

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教区内寺院の総代世話人の方々

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本堂2階にて懇親会

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懇親会の模様


平成24年度教化推進協議会

6月7日(金)午後2時より高松興正寺別院本堂2階に於いて平成24年度教化推進協議会全体会が行われました。仏参の後、佐々木安徳会長が挨拶。来期に向けての教推協の今後の展望が述べられました。続いて各部門より24年度の活動報告と25年度の活動計画について報告されました。各部門に対して色々と意見が出されました。また今年度、新たに始められた総合月例研修会の実績が岡教学賛事より説明がありました。

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報告を聞く執行部


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教推協教化員の方々


教推協運営委員会

5月24日(金)午後2時より高松別院庫裏1階にて教化推進協議会運営委員会が開かれました。来月予定されている教推協全体会の準備として今年度の反省、次年度に向けての取り組みについて話し合われました。研修会に関しては教区内だけにとどまらず、外部で行われている研修会に教化員を積極的に参加していくことや新しい教化員の登用について等、それぞれの意見を出し合いました。


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話し合う運営委員


第6回総合月例研修会

晴天となった5月22日(水)午後2時より第6回総合月例研修会が高松別院本堂2階で行われました。今回は「玉日姫と親鸞聖人」という講題で西讃教区常福寺住職 大塚芳明氏にお話を頂きました。昨年6月に玉日姫とされる墓から人骨が発見されて以来、親鸞聖人の妻について研究が進められていますが、氏は覚如作の「親鸞伝絵」や「恵信尼消息」の本願寺中心史観だけではなく、偽作とされる「親鸞聖人正明伝」や「親鸞聖人御因縁」等の中にも史実があると話されました。現時点での結論として、九条兼実の息女・玉日姫が実在したという史料はないが、いなかったとも断定できない。善鸞の実母が存在したことは疑いないとして親鸞聖人には少なくとも二人の妻はいる、と述べられました。大塚先生のライフワークのようなテーマであり、中外日報の紙面にも度々掲載されています。講義中にも色々と質問が飛びだし、学び深い講義となりました。


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講義の様子


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大塚芳明先生


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聴講する参加者