平成25年度冬季教学研修会

寒さ厳しい日となった2月7日(金)午後1時より平成25年度冬季教学研修会が高松興正寺別院本堂に於いて開かれました。今回の御講師は宗教学者で明治学院大学名誉教授の阿満利麿先生お迎えして「信心と念仏」という講題でお話を頂きました。30名程の法中が受講しました。真宗教団が法然と親鸞とを分けてしまって信心に重きを置いている。真宗僧侶はきちんと選択本願念仏集を読まなければならないとして念仏を称えることの大切さを説明頂きました。また、凡夫にとっての仏道は念仏することであり、阿弥陀仏の慈悲が私に染みこみ、その慈悲によって私を導器して他へはたらきかけていくのだ、と話されました。講義終了後、質疑応答があり、午後3時半過ぎに終了しました。

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講義の様子


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阿満利麿先生


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受講する法中