第39回真宗教団連合香川県支部聞法大会

台風の接近で心配された10月24日(木)午後1時より綾歌総合文化会館アイレックス(丸亀市綾歌町)において第39回真宗教団連合香川県支部聞法大会が開催されました。今回の担当は大谷派でした。最初に和訳正信偈をお勤めしました。続いて譽田和人香川県支部長が挨拶。今回のテーマである「国境なき世界 念仏と放射能汚染」についてそのテーマに至った思いというものをお話をされました。今回の御講師は福島県相馬郡飯館村の酪農家 長谷川健一氏と福島県いわき市在住の真宗大谷派明賢寺住職 藤内和光師でした。長谷川氏はスライドを使って飯館村の現状や放射線量の測定に関する曖昧さなど説明いただきました。また藤内師は市内のお寺の状態や仮設住宅で暮らす人々と地域住民との隔たり、また被ばくとはどういうものなのかを具体的数字を紹介しながら説明いただきました。テレビや新聞では伝わらない体験者の生の言葉に改めて福島の状況について考えさせられました。最後に香川正修副支部長が御礼の挨拶、参加者全員で恩徳讃を唱和して閉会となりました。

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39回目を数える聞法大会

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開会式の様子

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スライドを使って説明する長谷川健一氏

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藤内和光師

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話に聞き入る参加者