月例教学研修会(3月)

3月13日(火)午後7時半より月例教学研修会が開かれました。今回は「さわりのない一道」という副題を掲げて第7章を学びました。無碍について尊号真像銘文や一念多念文意、教行信証の行巻から引用されて、親鸞聖人の解釈を説明いただきました。その中で浄土真宗の救いの特色は転成の論理であると述べられ、そのたとえとして「渋柿の 渋がそのまま 甘みかな」と紹介された句が印象に残りました。

次回は4月19日(木)です。皆様の参加お待ちしております。


冬季教学研修会

2月21日(水)午後1時半より冬季教学研修会が高松別院庫裏2階に於いて開かれました。今回は本願寺派布教史 藤田徹文先生を御講師にお招きして「歎異抄のこころ」と題してお話を頂きました。最初に歎異抄の著者について述べられ、覚如説、唯円説等ある著者について説明いただき、その著者の心を歎異抄の言葉から用いてお話しいただきました。後半は歎異抄の構成について佐藤正英氏の説を紹介しながら説明いただき、最後に第1章について解説を頂きました。


藤田徹文先生



聴講する参加者

坊守さんにも参加いただき、50名を超える参加者となりました。


平成18年度第3回教区会

2月19日(月)午後2時半より高松別院庫裏2階に於いて第3回教区会が開かれました。仏拝、教務所長挨拶の後、議題に移りました。まず最初に宗会報告が行われ、霊山別院の現状、興正会館の宿泊減少等が報告されました。次に御巡化のことが話し合われ、最終年度までの寺院予定が発表されました。また、別院についても話し合われ、各組の意見が述べられ、活発に討議が行われました。今後引き続き、検討していくとして閉会しました。



教区会の様子


布教研修会

2月14日(水)午後1時より高松別院庫裏2階において布教研修会が開かれました。今年度2回目となった今回は御講師に奈良県 徳善寺住職 吉阪好史先生をお招きして、ご指導を頂きました。最初に布教法についてお話しいただき、その後、聴聞というお題で10分程度のお話しを実演して頂きました。また、「浄土真宗」「信心」「如来」等、基本的な真宗用語の正しい解釈を今一度説明して頂きました。


吉阪好史先生




講義中の様子


当日は春一番の吹く大荒れの天気となりましたが、30名ほどの参加がありました。