平成30年7月31日 夏の寺子屋
去る7月31日、恒例の夏の寺子屋が開催されました。猛暑の中、参加してくれたのは1年生から5年生まで59名の小学生。今年の会場は興正寺高松別院ではなく、三木町の長覚寺さんをお借りしました。トレスタ白山でプールや昼食があるので、移動時間等を考慮して初めての試みです。
受付を済ませおうちの方が帰られると、今年初めての参加という子供たちは少し不安そうでしたが、開会式が始まり班ごとのオリエンテーションを終える頃には、各班からおしゃべりの声が楽しそうに響いていました。
次に行った若手僧侶4人による、飛び出す絵の紙芝居「親鸞さま」は少し長いお話でしたが、みんな身を乗り出して熱心に観ていました。紙芝居中のおやつは、水あめではなく、熱中症予防にと塩分補給のタブレットです。
紙芝居を観終わると、男子女子に分かれて水着に着替え、本堂で軽いストレッチを済ませ、お迎えのバスに乗ってトレスタ白山へ移動してプールに入りました。子供たちは、おそろいの帽子をかぶり、流れるプールやウォータースライダーを楽しんでいました。平日という事もあり、さほど混雑しておらずゆったりと遊ぶことができました。ただ、2日前までの台風の影響で少し風があり涼しかったため、プールから上がって日向で暖を取る子供たちもいました。
プールの後は、貸し切りの会場でお昼御飯です。班ごとに円卓を囲み、ステーキピラフや唐揚げ、ラーメン、たこ焼き、巻き寿司やハンバーグ、デザートなど子供たちの喜ぶメニューが盛りだくさんでした。食事の後は、お箸の使い方を学びながら、落花生やマカロニや小豆などをお箸でつかんで回していくゲームで盛り上がりました。
お寺に戻ってからは、長覚寺の住職より地獄絵図をみせていただきました。カーテンを閉め、部屋を暗くした中でのお話。子供たちからは、地獄って初めて知った、すごく怖かった!という声が聞かれ、こころなしかみんな静かになりましたが、部屋を明るくして、ビーチボールのスイカを使ったスイカ割ゲームを始めると、また元気に大はしゃぎしていました。
最後に、本物のスイカをおやつに食べ、感想文を書いて閉会式でした。
感想文にも、また来年も来たい、と書いてくれている人を何人か見かけました。
1泊2日ではなく日帰りのため時間刻みでバタバタとしたところもありましたが、今年は参加人数も多かった中、子供たちがみんなで仲良く、けが人もなく、楽しく過ごせたことはとても有難かったです。少ない人数でご尽力くださったスタッフのみなさん、場所を快くお貸しくださりいろいろとご準備お手配してくださった長覚寺さんに感謝をし、来年にまたつなげていきたいと思います。