第6回布教研修会

平成30年7月25日(水)午後1時から午後3時まで、高松興正寺別院本堂2階にて、布教研修会が開かれました。ご講師には浄土真宗本願寺補教 安方哲爾先生をお招きし、「正信念仏偈」についてお話を頂きました。

前回と同様に先生がご用意されたレジメに基づき進められましたが、その中に「選択本願の行とは何か」というご解説がありました。

まず「南無阿弥陀仏」という名(名号)となって衆生を救う。その名号には衆生が往生・成仏すべきすべての徳がすでにおさまっている。その名号はどこかに留まるものではなく、絶えず活動しており、必ず衆生の口から「南無阿弥陀仏」と名のり出る働きがある。その名のりでたところでいうと衆生は「南無阿弥陀仏」と称えながら日暮らしをおくる。その日暮らしをさして「念仏往生」という。浄土真宗の「行」というのはあくまでこの如来様の働きのところでいう。

このように「行」について分かりやすく解説していただきつつ、また、讃岐の妙好人、庄松さんのお姿を綴った『庄松ありのまま記』にもある有名なお話し「後生の覚悟はよいか」も交えながら分かりやすくご教授頂きました。

次回は、8月29日(水)午後1時からになります。どうぞお誘いあわせの上お越しください。