平成30年5月25日 第2回 聞法大会
高松興正寺別院に於いて、東讃教区主催第2回聞法大会が、5月25日に開催されました。
今回は「逆説の日本史」の著者として有名な井沢元彦氏をご講師にお迎えし、「親鸞聖人と鎌倉仏教」と題してご講演をいただきました。
開式の言葉、仏参、正信偈勤行の後、教務所長佐々木安徳の挨拶が行われ、講演が始まりました。
最初にお釈迦様の開かれた仏教の内容を説明され、講演のテーマでもあります「親鸞聖人と鎌倉仏教」について、法然上人の「一枚起請文」を参考にして分かりやすくお話をしていただきました。
また、現在の日本では僧侶の結婚は当たり前になっているのですが、親鸞聖人は、世界仏教史上初めて、妻を娶り子供を持った方であり、その事は教義に反して無理に行った訳ではなく、仏の教えを忠実に追及すれば自ずとそうなると決断、実行されたからだとも説明されました。
歴史的な視点に重心を置きながら、参加者にわかりやすく、たいへん実りの多い内容でありました。
当日は雨が降りそうな曇り空の下でしたが、180名余りの方々が参加され、2時間弱の講演は盛況のまま終了しました。
次回第3回聞法大会は、平成30年10月に開催される予定です。