布教研修会 令和5年6月21日(木)

令和5年6月21日(木)午後2時~4時まで高松興正寺別院二階において、岡山県清楽寺住職の三木秀海先生をお迎えし、布教研修会が開催されました。

会場はほぼ満席となり、多数の皆様のご参加となりました。

今回の研修会は、ここ三年余りのコロナ禍において葬儀・仏事の「風景」が変化し、葬儀・仏事の簡素化、さらにはその必要性すら問われるようになった現状において、どのようにすれば教えを伝えることができるのかという難しい課題について、「三」という数字の説得力をキーワードにお話ししていただきました。

仏教にも帰依三宝、三宝印、三学、三毒の煩悩、三悪趣、三業、三苦、三楽とあるように、三点で教えの要点を示されている言葉がたくさんあります。また、真宗の教学にも「三三の法門(三経、三願、三機、三往生)」という言葉があります。先生はこれらの言葉それぞれのご説明を丁寧にされた後、要点を三つにまとめると伝わりやすいという観点から、三点に絞っての法話の様々な例をお話しくださいました。

通夜・葬儀の際にふさわしいご法話や、仏事の際にふさわしいご法話等、様々な状況に合わせてそれぞれ六例ずつ、「三」という数字を使ったご法話の例を示してくださいました。

仏事は仏法をいただく場であり、亡くなったご先祖を偲ぶだけでなく、亡き人をご縁にさせていただいて、自らの人生を振り返る大切な機縁となる場となるよう、我々僧侶がその重要性がきちんと伝わるように今回研修で学んだことを活かしながらご法話をしていかなければならないと感じました。