平成28年 高松興正寺別院 夏まいり
7月27日(水)朝10時より、高松興正寺別院の夏まいりが勤修されました。
暑いなかでの法要となりましたが、60人を超える方がお参りくださいました。
夏まいりは、朝座のみの法要になります。
午前10時より、『和訳正信偈』をお参りさんと声を合わせてお勤めしました。
葛西輪番の句頭で、この日は6名の内陣出勤がありました。
お勤めの後は、葛西輪番からの挨拶がありました。
葛西輪番からは、前日に起こった相模原障害者施設殺傷事件を痛む言葉がありました。
その後、休憩に入りました。
休憩時間には冷たいお茶や塩飴などが振る舞われ、お参りさんの体調にも配慮されていました。
休憩の後は、本山布教使 西植田町 勝名寺住職 柴田好政先生による法話がありました。
柴田先生は『阿弥陀経』の言葉や金子みすゞさんの詩を載せたプリントを用意され、「みんなちがってみんないい」ということを分かりやすくお話してくださいました。
また、「一つの言葉で喧嘩したり、一つの言葉で励まされたり、ほんのちょっとの一言が不思議な力を持っています」ということを教えてくださり、「みなさんもできるだけ相手を思いやった言葉を使いましょう。それでも人間の言葉は自我を捨てきれません。ですから、仏さまの言葉、お念仏を大切にしましょう」という旨のお話をいただきました。
とても分かりやすく、ユーモアに溢れたお話を頂戴し、お参りさんも満足されている様子でした。
最後に全員で『恩徳讃』を唱和して法要を終えました。
お参りさんには、帰りにパンとお茶が振る舞われました。
準備から当日のお手伝い、そして片付けまで、教化参拝から8人のご協力を賜りました。この他、たくさんの方々のご協力を賜り、夏まいりを無事に勤めることができました。この法要に携わったすべての方に対して、厚く御礼を申し上げます。