令和3年11月17日 東讃教区 布教研修会

令和3年11月17日(水)午後2時~4時まで高松興正寺別院二階において、岡山県清楽寺住職の三木秀海先生をお迎えし、布教研修会が開催されました。

コロナ禍によりしばらく開催できておらず久々の布教研修会となりましたが、会場に足をお運びいただき受講された方に加えて、Zoomを使用してオンラインで受講される方もおり、多数の皆様のご参加となりました。

今回は初七日・お通夜・法事といった各仏事において、それぞれの状況に応じた法話の仕方について、具体例を交えつつわかりやすくお話していただきました。
コロナ禍の下、各仏事が様々な制約によって簡略化され、仏事離れが加速している現状において、我々ができることは何かということを考えさせられるお話でした。

特に、「五重の義」と言われる教え(宿善、善知識、光明、信心、名号)のうち、今、一番欠けているのが「宿善」であり「善智識」と考えられるので、ご門徒さんが少しでも善知識と出遇えるよう考慮しながら仏事の法話をしなければならないというお話が心に残りました。