2025年8月
こころの言葉
本音が言えない私たち
他人に対して、自分の思いや考えを伝えた時
「普通は、⚪︎⚪︎なんじゃない?」
「常識的に考えて⚪︎⚪︎だよ?」
というふうに否定される場面って、よくあると思います。
自分と違う価値観、自分と違う考えを持っている人に対して
「それっておかしくない?」と直接的な表現でなくても、そう受け取れてしまうことが
日常で起こっています。
かくいう私自身も、その場面に出くわすことがあります。
当たり前のように使っている、この「普通は…」という言葉。
これってなんなんでしょうか。
この普通は、誰にとっての普通でしょうか。
誰が基準になっているのでしょう。
読者様も、これを機に、今一度考えてみてほしいのです。
私たちはそれぞれ、価値観や常識、固定概念など、生まれてから培ってきたものが違います。
前述の例でいうと
「普通」や「常識」に当てはめて考える人もいれば、
それには囚われず、自分の信念に基づいて考える人もいます。
ここで、お伝えしたいことは
「自分と他人は違って当たり前」だということ。
その前提を持っていれば、自分と違う考えであっても
「ああ、この人はそう考えるんだな」
と思えるようになるんです。
他人に対して柔軟な考えの元行動すると、自ずと自分も、自分の気持ちや考えていることを素直に表に出すことができます。
一切の何にも囚われず
自分や他人を受け取れることで、人間関係がうまく回っていきます。
「自分の本音を言うのが怖い」
と思っている方は、それを言ったとき嫌な思いをしたとか、罪悪感を感じる経験があるのだと思います。
しかし、自分の本音を言わずして、誤魔化したり、変に取り繕うことをしていても
なかなかうまくいかないのが現状です。
自分と他人は違う
だからこそ、認め合い、分かち合うことが大切だと思います。