平成29年10月2日(月) 布教研修会

平成29年10月2日(月)13時から15時まで、高松興正寺別院 本堂2階にて布教研修会が行われました。御講師には浄土真宗本願寺補教 安方哲爾先生をお招きし、前回に引き続き「正信念仏偈」についてお話をいただきました。

「正信念仏偈」のレジメに従い、正信偈依経段での弥陀の願意、果上の摂化に示される光明と名号についての話では、我々僧侶もそうであるが、門信徒等にもなかなか理解され難く、同時に、説明しにくい「浄土真宗」ついて話をされました。

阿弥陀仏はどこにいる衆生にも届いてくださる、救おうとはたらいてくださる、それが本願成就である。

光明は「ひとつのひかり」であって、阿弥陀仏の絵像や木造にも表される後光が四十八の光=四十八の願を表しているのではない。『和訳正信偈』にもある「十二のひかり放ちては…」も十二本の光ではなく、光明を徳のうえから十二の光(無量光、無辺光等)で説明をしている。

親鸞聖人は、阿弥陀仏のことを「光明と名号の仏」という。

以上、合間にたとえ話や先生の身近に遇われた出来事のお話し等を交えながら、分かりやすくご講話していただきました。

次回は、平成30年1月12日(金)13時からです。お誘いあわせの上お越しください。