2025年2月

こころの言葉

欲とうまく付き合おう

私たちの心を悩ますものの一つに「貪欲」というものがあります。もっと欲しい、もっと欲しいというむさぼりの心です。世間ではどんよくと読み、「どんよくに取り組む」というように熱心に何かを頑張るという意味合いで使われることが多いですが、仏教では“とんよく”と読み「もっと欲しい」というむさぼりの心を意味します。 欲というのは、自分が目標をかかげて向上するうえで大切なものですが、欲に溺れると、本当に大切なことを見失ったり、自分の欲のためだけに行動して他人を傷つけたりします。 欲は、自分が生きていくうえで最後まで向き合っていかなくてはならないものです。欲とうまく付き合いながら生きていきましょう。


2025年1月

こころの言葉

幸せ上手になろう

皆さんにとって、「幸せ」とは何だと思いますか? 物質的に得られる幸せ、人から得られる幸せなど、「幸せ」にはさまざまな種類や形がありますが、どれも永くは続きません。 なぜかというと、基本的に人間は、「渇愛」=満たされない性質を持っているからです。 今の現状に満足できず、「環境が悪いからだ」、「あの人のせいだ」といろんな理由をつけて不平不満を漏らしてしまいます。

本当の幸せとは、「"今"幸せだなぁ」と「今ここ」に照準を合わし感じることなのです。 では、本当の幸せとは何なのか ですが、それも人それぞれ。 一つだけではないし、もっと普遍的なものです。 喜びが幸せだと感じる人もいれば、そうじゃない人もいます。 その時々で、幸せとは形や色を変えていくものです。 ここで大事なのは、「幸せ」の形や色に拘らないことです。 つまり、人と比べて「幸せ」をはからないということ。 自分の幸せは自分のもの。 他者の幸せはその人のもの。 というように、人にとって「幸せ」にはそれぞれの形があり、色があるということです。 そこには、誰も立ち入ることのできない領域があります。 そして、幸せとはこうだ!と誰からによって作られた、幸せの形を決めつけてしまうと、だんだん幸せから遠のいてしまいます。 自分の幸せは自分で決める。それには、何気なくそこにある「幸せ」を、幸せだと感じられるような心を持つことが大切です。 の方がいいかなと思いました。
幸せとは、他人から与えられるものではありません。 幸せとは、自分の内側、つまり心から溢れてくるものなのです。 心を穏やかに保ち、すでに私は幸せなんだという意識を持つことで、案外身近な所に幸せは転がっているんだと気づけるはずです。


2024年12月

こころの言葉

無理せず頼ろう

「迷惑をかけたくないから…」 お参り先でそういった声をよく聞きます。 ですが、一人でできることには限界があります。 本当に困った時は遠慮せず家族、友人、行政、ご近所さん、そしてお寺さんに阿弥陀さん、頼れる存在全て頼ってください。 あなたを助けたいと思っている方は必ずいます。 受けたご恩はいつか誰かに返せば良いんです。 一人で限界を迎える前にまずは周囲の人に相談してみてください。


2024年11月

こころの言葉

そのまま聞けよ、聞けばわかるさ

浄土真宗では、阿弥陀仏の本願による救いの声を聞いて、疑うことなく阿弥陀仏におまかせするこころを信心と言います。
必ず私たちを救うという阿弥陀仏のはたらきに心身をまかせるところに安心があるでしょう。
今一度、お念仏の声を聞き、わが身を振り返ってみましょう!


2024年10月

こころの言葉

今を生きる

私たちは過去の経験や他人の評価などに縛られて、本当の自分を見失いがちです。 過去に起きたことは変えられませんし、未来は不確かなものです。 今この瞬間に意識を向けることで、自分自身の心の声を聞き、ありのままの自分を受け入れることができます。 今この瞬間には、様々な出来事や人との出会いがあります。それら一つ一つに感謝の気持ちを持つことで、心が豊かになるのではないでしょうか。


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