2025年1月

こころの言葉

幸せ上手になろう

皆さんにとって、「幸せ」とは何だと思いますか? 物質的に得られる幸せ、人から得られる幸せなど、「幸せ」にはさまざまな種類や形がありますが、どれも永くは続きません。 なぜかというと、基本的に人間は、「渇愛」=満たされない性質を持っているからです。 今の現状に満足できず、「環境が悪いからだ」、「あの人のせいだ」といろんな理由をつけて不平不満を漏らしてしまいます。

本当の幸せとは、「"今"幸せだなぁ」と「今ここ」に照準を合わし感じることなのです。 では、本当の幸せとは何なのか ですが、それも人それぞれ。 一つだけではないし、もっと普遍的なものです。 喜びが幸せだと感じる人もいれば、そうじゃない人もいます。 その時々で、幸せとは形や色を変えていくものです。 ここで大事なのは、「幸せ」の形や色に拘らないことです。 つまり、人と比べて「幸せ」をはからないということ。 自分の幸せは自分のもの。 他者の幸せはその人のもの。 というように、人にとって「幸せ」にはそれぞれの形があり、色があるということです。 そこには、誰も立ち入ることのできない領域があります。 そして、幸せとはこうだ!と誰からによって作られた、幸せの形を決めつけてしまうと、だんだん幸せから遠のいてしまいます。 自分の幸せは自分で決める。それには、何気なくそこにある「幸せ」を、幸せだと感じられるような心を持つことが大切です。 の方がいいかなと思いました。
幸せとは、他人から与えられるものではありません。 幸せとは、自分の内側、つまり心から溢れてくるものなのです。 心を穏やかに保ち、すでに私は幸せなんだという意識を持つことで、案外身近な所に幸せは転がっているんだと気づけるはずです。


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