年中行事
修正会
新年をお祝いし、阿弥陀さんにご挨拶をする法要です。正月は、昨年1年間の自分を振り返るきっかけを与えてくれます。 松やお餅をお供えし、気持ちを新たにして手を合わせましょう。
お彼岸
春分の日と秋分の日は、お浄土があると示された真西に太陽が沈む日です。 春分、秋分の日を中日とし、前後一週間を「お彼岸」といい、春と秋の2回法要を勤めます。迷いと煩悩に満ちた人間の世界を「此岸(しがん)」、この世にたとえ、さとりの仏の世界を「彼岸(ひがん)」、浄土と呼びます。浄土に想いを馳せ、念仏の教えに耳を傾けましょう。
お盆
お盆とは正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、浄土真宗では「歓喜会」(かんぎえ)ともいいます。お盆にお寺や各ご家庭でお勤めをし、先祖や亡き人を機縁とし、我が身を振り返り、感謝の気持ちでお参りする行事です。
永代経
私たちは永く代々にわたる縦の繋がりによって生かされています。目に見えない多くの命によって紡がれた仏法に耳を傾ける行事です。仏教の教えだけでなく、それを繋いできたいのちの繋がりに感謝してお参りしましょう。
報恩講
報恩講は宗祖親鸞聖人のご命日11月28日をご縁として勤められる、浄土真宗では最も重要な行事です。親鸞聖人のご遺徳を偲び、私たちが今お念仏に出遇い、生きるよりどころを教えていただいたことに感謝し、教えを繋いでくださった方々のご恩を知る機会です。
また、各ご家庭で報恩講をお勤めすることを、「お講づとめ」(お講参り)といいます。